1.期間・場所・主催等:
期 間 | AichiSR:2018年2月23日(金)、SPring-8:2018年2月16日(金) | |
開催場所 | AichiSR BL5S2 (実習) 、SPring-8 BL19B2 (実習) | |
主 催 | (公財)科学技術交流財団、(公財)高輝度光科学研究センター | |
共 催 | AichiSRシンクロトロン光利用者研究会、SPring-8利用推進協議会 | |
協 賛 | 光ビームプラットフォーム |
注)SPring-8での研修会内容はSPring-8のサイトをご覧ください。
2.概 要:
放射光産業利用の普及により国内にある複数の施設で産業分野の放射光実験が行われておりますが、放射光産業利用の一層の普及・深化のためにはそれぞれの施設の性能や利用制度の特徴を活かした放射光利用の促進が効果的です。そこで、施設横断的な利用促進と人材育成並びに標準化活動の一環として、ユーザーと支援研究者のための施設横断合同研修会を科学技術交流財団と高輝度光科学研究センターが協力して開催します。今回は、粉末X線回折をテーマにAichiSRとSPring-8のそれぞれの施設で異なる日程で測定実習を行います。本研修会では、ユーザーの方々にそれぞれの施設の測定技術の特徴を把握していただき、最適な利用施設選択の一助となることを期待しています。
3.AichiSRの実習概要:
粉末X線回折ビームラインBL5S2に設置されたデバイシェラー型カメラを用いた粉末X線回折の研修会を行います。本回折装置はPILATUS100K 4連装配置で測定を行うため、従来のイメージングプレートを用いた測定に比べ、高効率なデータ収集を実現しています。また、JASRI/SPring-8産業利用推進室の協力を得て整備したサンプルチェンジャーロボットによる試料の自動交換を行うことが可能です。本研修会は、装置説明と実習を通して、装置の特徴やご利用に際しての留意点をご理解いただき、今後の研究開発に資することを目的としています。尚、この研修会で行った測定内容は公開していただく必要があります。
4.AichiSRの実習内容:
1)4グループまで実習可能(実習は各グループ個別に実施)。
2)1グループあたり持ち時間は2時間程度。
3)2時間内に装置概要の説明と測定実習を実施。
5個程度の試料の測定が可能。
※測定試料は各自ご準備ください。
4)初めて当センターにご来所の方はビデオ講習(30分)の受講が必要。
※事前に担当コーディネータにご相談ください。
5)測定条件は以下を固定。
・測定波長λ=1.0A
・室温
・キャピラリー(直径0.5mm以下)
6)実施後、50日以内に成果報告書(様式7)の提出が必要。
対象:
AichiSRの募集定員:
4グループまで。
AichiSRの申込方法:
AichiSRの申込締切:
2018年1月31日(水)17:00
(参加希望者多数の場合は、締切日以前に募集を終了することがあります。)
その他注意事項:
1)持ち込み試料の制限は以下の通り。
○ 持ち込み試料は1グループ5個程度
○ 安全、法規上問題ないもの
○ 汚染、破損、紛失しても構わないもの
※持込試料についての情報(組成、雰囲気など)を申込時に正確にご記載ください。
2)データ持ち帰り用のストレージを持参のこと。
USBメモリー(128MB以上の容量)を推奨いたします。
3)本件研修会の参加者はAichiSRの放射線従事者登録が必要。
また、持ち込み希望サンプルについては安全審査を実施。
4)研修会への参加は無料。
5)研修会参加者への旅費は支給しない。
6)申込者多数の場合の調整は、当方に一任。
7)参加者多数の場合は、締切日以前に募集を終了することあり。
問い合せ先:
担当:砥綿、野崎、小田
e-mail : aichisr-workshop@astf.or.jp