「2017年度あいちシンクロトロン光センター成果公開無償利用事業」
第2回利用課題募集要項
あいちシンクロトロン光センター(以下、「センター」という。)にて実施する「2017年度あいちシンクロトロン光センター成果公開無償利用事業」の、産業利用・産学連携利用課題の第2回募集を行います。
1.概 要
本事業は、当センターを無償で利用する代わりに成果公開を条件とする利用課題を募り、その具体的な成果事例を広く紹介し、シンクロトロン光施設の新たな利用の拡大に繋げることを目的としています。
今回の利用課題募集に当たっては、自動車、航空機、電子部品等の先端的な産業分野の利用課題に加えて、地場産業である窯業、食品、繊維分野の振興に資すると認められる課題、中小企業の課題及びBL8S1、BL8S3、BL1N2のいずれかを活用する課題を優先的に採択します。
2. 利用課題を募集するビームライン
ビームライン名 | 測 定 手 法 |
BL5S1 | 硬X線XAFS、蛍光X線 |
BL5S2 | 粉末X線回析 |
BL6N1 | 軟X線XAFS、光電子分光 |
BL7U | 真空紫外分光、超軟X線XAFS、光電子分光 |
BL8S1 | X線反射率、薄膜表面回折 |
BL8S3 | 広角・小角散乱 |
BL1N2 | 軟X線XAFS、超軟X線XAFS、光電子分光 |
BL11S2 | 硬X線XAFS |
※ 必要であれば同一利用課題で複数のビームライン・測定手法の利用申込みが可能です。
※ ビームラインの詳細はこちらをご覧ください。
3.利用課題を募集する利用区分
(1) 産業利用
企業による利用を対象とし、利用料は無償としますが、成果公開が必要です。同一部署による利用は、原則2件までです。なお、過去に同種の利用課題で成果公開無償利用事業を活用したものは対象としません。
(2) 産学連携利用
大学、公設試験研究機関等に所属する研究者等と企業に所属する研究者等と連携した研究チームによる利用を対象とし、利用料は無償としますが、成果公開が必要です。同一部署による利用は、原則2件までです。なお、過去に同種の利用課題で成果公開無償利用事業を活用したものは対象としません。
4.利用課題募集の概要
※土、日、祝日、マシンスタディ日(原則、月曜日)及びメンテナンス等による休館日は利用日から除きます。
利用課題審査に当たっては、利用申込書について以下の観点から評価します。
② 新たな試みや独自の試みの有無
③ 有償利用への発展性
④ 事業化・実用化の可能性
⑤ 産業への貢献・波及効果
※審査に必要な追加情報の提供をお願いすることがあります。ただし、審査を通じて知り得た情報に関しては一切公開致しません。
5.応募手続き
(1) 利用相談
当事業の円滑な実施のため、原則として応募前に、産業利用コーディネータが事前の利用相談を行いますので、利用を希望する方は、後述の「7 問い合わせ先」の産業利用コーディネータにご連絡ください。
(2) 利用申込書の提出
利用相談後、申込者兼利用責任者は、利用申込書(成果公開無償利用事業)を作成し、募集期限内に下記提出先に提出してください。
② 実験に係る技術的な実施可能性があること。
③ 公序良俗に反するものでないこと。
各種提出書類のダウンロードは こちら
提出書類 | 提出対象者 |
・放射線従事者登録申請書兼放射線業務従事者承認書 | ・各年度において、初めてセンターを利用する者 |
・誓約書(様式第4号の3) | ・利用者 |
・利用変更届出書(様式第3号) |
・利用内容に変更が生じた者
(変更の内容は、利用者情報、持込試料等、装置・器具等に関することに限ります。)
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※ 放射線業務従事者の登録は、センターの放射線安全教育の受講(30分程度)が必要となります。(無料)
(5) 提出方法
E-mail、郵送又は持参による。
(6) 提出先
E-mail:aichisr-p@astf.or.jp
郵送、持参 :〒489-0965
愛知県瀬戸市南山口町250番3「知の拠点あいち」内
あいちシンクロトロン光センター
成果公開無償利用事業 事務局宛
6.その他
7.問い合わせ先
住所 :〒489-0965 |