「2016年あいちシンクロトロン光センター成果公開無償利用事業」
利用課題募集要項
1.概 要
2. 利用課題を募集するビームライン
ビームライン名 | 測 定 手 法 |
BL5S1 | 硬X線XAFS 蛍光X線 |
BL5S2 | 粉末X線回折 硬X線XAFS |
BL6N1 | 軟X線XAFS 光電子分光 |
BL7U | 真空紫外分光 超軟X線XAFS 光電子分光 |
BL8S1 | X線反射率 薄膜表面回折 |
BL8S3 | 広角・小角散乱 |
BL1N2 | 軟X線XAFS 超軟X線XAFS 光電子分光(利用は8月 10月以降) |
※ 必要であれば同一利用課題で複数のビームライン・測定手法の利用申込みが可能です。
※ ビームラインの詳細はこちらをご覧ください。
BL2S1(名古屋大学)単結晶ビームラインでの成果公開無償利用事業の募集はこちらをご覧ください
3.利用課題を募集する利用区分
(1) 産業利用
企業による利用を対象とし、利用料は無償としますが、成果公開が必要です。同一部署による利用は、当該年度内において原則2件までです。なお、過去に同種の利用課題で成果公開無償利用事業を活用したものは対象としません。
(2) 産学連携利用
大学、公設試験研究機関等に所属する研究者等と企業に所属する研究者等と連携した研究チームによる利用を対象とし、利用料は無償としますが、成果公開が必要です。同一部署による利用は、当該年度内において原則 2件 までです。なお、過去に同種の利用課題で成果公開無償利用事業を活用したものは対象としません。
4.利用課題募集の概要
(1) 募集期間
平成28年4月12日(火)から平成28年4月28日(木)正午まで
(2) 募集利用課題数
8課題程度(1課題あたり8シフト程度の利用となります。)
平成28年6月1日(水)から平成28年10月21日(金)まで
※土、日、祝日、マシンスタディ日(原則、月曜日)及びメンテナンス等による休館日は利用日から除きます。
利用時間は4時間を1シフトとして、「10時から14時まで」と「14時30分から18時30分まで」の1日あたり2シフトを設けており、1シフトから利用が可能です。
外部の有識者を含めた利用課題審査委員会にて応募利用課題の審査を行います。
利用課題審査に当たっては、利用申込書について以下の観点から評価します。
② 新たな試みや独自の試みの有無
③ 有償利用への発展性
④ 事業化・実用化の可能性
⑤ 産業への貢献・波及効果
※審査に必要な追加情報の提供をお願いすることがあります。ただし、審査を通じて知り得た情報に関しては一切公開致しません。
利用課題審査会における審査及び安全性等の要件審査の結果は、採否に係わらず、5月20日(金)までに通知します。
なお、利用については、利用課題が採択された後、産業利用コーディネータと相談・調整します。
5.応募手続き
(1) 利用申込書の提出
申込者兼利用責任者は、利用申込書(様式第1号の3)を作成し、募集期間内に下記提出先に提出してください。
(2) 利用要件
前述の「4 利用課題募集の概要(5)利用課題審査」とは別に、事前に以下の要件を審査します。
① 実験の安全性が確保されていること。
② 実験に係る技術的な実施可能性があること。
③ 公序良俗に反するものでないこと。
(3) その他の必要書類
利用課題が採択された場合、利用申込書の他に以下の書類が必要となりますので、原則、利用日の5日前(土日祝を除く。)までに、 提出してください。
各種提出書類のダウンロードは こちら
提出書類 | 提出対象者 |
放射線業務従事者登録申請書兼
放射線業務従事者承認書
|
各年度において、初めてセンターを利用する者 |
利用変更届出書(様式第3号) |
利用内容に変更が生じた者
(変更の内容は、利用者情報、持込試料等、装置・器具等に関することに限ります。)
|
誓約書(様式第4号の3) | 利用者 |
※ 放射線業務従事者の承認に当たっては、各年度の初回利用時において、センターでの放射線安全教育の受講(30分程度)が必要となります。(無料)
(5) 提出方法
E-mail、郵送又は持参による。
(6) 提出先
E-mail:aichisr-p@astf.or.jp
郵送、持参 :〒489-0965
愛知県瀬戸市南山口町250番3「知の拠点あいち」内
あいちシンクロトロン光センター ユーザー支援室
成果公開無償利用事業担当宛
6.その他
成果報告書とは、利用で得られた成果を、図表等を用いてレポート(A4用紙最大5枚)として取りまとめたもので、活用事例として公開させていただきます。ただし、特許取得を意図しているなどの理由により公開の延期を希望する場合、成果公開延期申請書にて申請いただき、当センターにて審査の上、公開の範囲、公開の時期等を別に定めることができます。公開の猶予は最大2年間となります。
また、その資料をホームページ上にて公開させていただきます。
センターの利用に伴い発生した知的財産は、原則として利用者に帰属します。特許を出願し、公開特許公報により特許が公開された場合、公開特許公報の写しを随時送付していただきますようお願いします。
今回の事業(企業又は産学連携利用)とは別に、大学院生を対象とした成果公開無償利用事業を予定しております。
7.問い合わせ先
住 所 : 〒489-0965 |