あいちシンクロトロン光センター 平成27年度(長期利用申込(前期))について

あいちシンクロトロン光センターでは、次のとおり平成27年度「長期利用申込(前期)」の申込みを
平成27年3月2日(月)8時45分から3月10日(火)17時15分まで受け付けます。
 
   「長期利用申込(前期)」では、4月から9月まで(第1期から第3期まで)の利用シフトを事前に確保することができます。
【長期利用申込の概要】
  <前期>
申込対象期間 平成27年4月1日(水)~平成27年9月30日(水)        
申込期間
3月2日(月)8時45分~3月10日(火)17時15分

利用日の決定と通知

※利用日の決定:
定期利用の申込みと合わせて、2か月ごとに調整、決定
第1期(4,5月)の利用
第2期(6,7月)の利用
第3期(8,9月)の利用
 
3月20日(金)までに決定、通知
4月27日(月)~5月8日(金)に利用確認書の提出。
5月20日(水)までに決定、通知
7月1日(水)~10日(金)に利用確認書の提出。
7月21日(火)までに決定、通知
※「長期利用申込」の場合、利用日の決定前であれば利用申込みを取り消すことができます。
※「長期利用申込」は、各期及び各BL毎に全体の利用シフトの50%を超えない範囲で受け付けます。

1.利用を受け付けるビームライン等 

ビームライン名 測定手法
BL5S1 硬X線XAFS、蛍光X線分析
BL5S2 X線回折(粉末、薄膜)、硬X線XAFS(透過法)
BL6N1 軟X線XAFS、軟X線光電子分光
BL7U 真空紫外分光、超軟X線XAFS
BL8S1 X線反射率、薄膜表面回折
BL8S3 広角・小角散乱
BL1N2(新設・要相談) 軟X線XAFS、超軟X線XAFS、光電子分光
BL2S1(新設) 単結晶X線回折

※ ビームラインの詳細はこちらをご覧ください。

2.利用区分及び利用料金

(1)利用区分について
① 一般利用
 一般企業の利用を対象としており、利用者の所属、氏名、実験名、成果等、利用に係る一切の情報を非公開とすることができます。
② 中小企業利用
 中小企業の利用を対象としており、一般利用と同様に、利用者の所属、氏名、実験名、成果等、利用に係る一切の情報を非公開とすることができます。
 なお、中小企業とは、中小企業基本法に定める中小企業者又は法人格を有する中小企業者の団体をいいます。
 ただし、大企業又はその役員から2分の1以上の出資を受けている企業は除きます。
 ※中小企業基本法に定める中小企業者の定義の詳細はこちらをご覧ください。
③ 公共等利用
 大学、公設試験研究所等の利用を対象としており、成果公開を前提とし、成果報告書の提出が必要となります。
 なお、大学、公設試験研究所等の方のご利用であっても、成果報告書を提出しない場合は、「一般利用」の扱いとなります。
④ トライアル利用
  一般企業や中小企業の初回利用を対象としており、同一企業の初回連続する2シフトまでの利用につき、低額の利用料でご利用いただけます。
  「一般利用」等と同様に、利用者の所属、氏名、実験名、成果等、利用に係る一切の情報を非公開とすることができます。
 
(2)利用料について
利用区分 利用対象 BL1本・1シフト(4時間)の利用料(税込)
一般利用 一般企業 164,500円
トライアル利用 82,200円
中小企業利用 中小企業 82,200円
トライアル利用 41,100円
公共等利用 大学・公設試等 82,200円
※センターの設立にご賛同いただいた企業・団体及びセンターの運営に支援をいただいている大学は、利用料が異なりますので、センターにお問い合わせいただくようお願いします。
※上記の利用料は、ビームライン技術者による実験支援及び実験データの汎用性のあるファイルへの変換、参考資料(グラフ等)の添付を含む料金です。

3.長期利用申込(前期)の概要  

(1)申込対象期間
  平成27年4月1日(水)から平成27年9月30日(水)まで
  ※詳細は運転スケジュール(PDF)をご覧ください。
  ※平成27年4月6日(月)から5月8日(金)までは、メンテナンス作業のためご利用頂けません。
 
(2)利用時間単位
  利用時間単位は4時間で、「午前10時から午後2時まで」又は「午後2時30分から午後6時30分まで」の1日
  あたり2シフトを設けており、1シフトから利用が可能です。
  なお、同日2シフトを連続して利用する場合、午後2時から午後2時30分までの間もご利用いただけます。
  (この間の利用料は必要ありません。)
  ※機器の調整や試料セットなどの実験の準備及び片付けは、シフト内で実施してください。
 
(3)利用申込期間
  平成27年3月2日(月)8時45分から3月10日(火)17時15分まで
 
(4)利用日の決定及び通知について
 利用日の決定にあたっては、定期利用の申込みと合わせて、2か月ごとに決定します。
 第2,3期の定期利用申込期間中に利用希望日程等を利用確認書にて提出をお願いします。
 先着順を原則とし、利用期間が重複する場合等は、調整を行う場合があります。
 決定した利用日は、下記の期日までに利用者に通知します。
 
利用月 利用日の通知期日
4月、5月(第1期) 3月20日(金)
6月、7月(第2期) 5月20日(水)
8月、9月(第3期) 7月21日(火)
※「長期利用申込」の場合、利用日の決定前であれば利用申込みを取り消すことができます。
※「長期利用申込」は、各期及び各BL毎に全体の利用シフトの50%を超えない範囲で受け付けます。

4.利用申込手続き 

(1)利用相談
  適切な実験の実施や手続きの円滑化のため、利用申込書の提出前に原則として事前の利用相談を行います
  ので、利用を希望する方は、後述の「6 お問い合わせ先」の産業利用コーディネータにご連絡ください。
 ※利用相談は随時受け付けており、無料でご利用いただけます。また、中小企業向けの相談窓口を設けており、
  無料でご利用いただけます。
 
(2)利用申込書の提出
  利用相談後、申込者兼利用責任者は、様式第1号の1(利用申込書) (誓約書付)(word)を、
  使用するビームラインごとに作成し、利用申込受け付け期限内に受付窓口へ提出してください。
 
(3)利用要件
  利用の決定にあたっては、以下の要件を審査します。
  ①実験の安全性が確保されていること。
  ②実験に係る技術的な実施可能性があること。
  ③公序良俗に反するものでないこと。
 
(4)その他の必要書類
  利用申込書の他に以下の書類が必要となりますので、利用日の5日前(土日祝を除く。)までに、センターあてに
  提出してください。
 
  各種様式ダウンロードは、こちら
 
提出書類 提出対象者
放射線従事者登録申請書兼放射線業務従事者承認書((放)様式第5)(word)
各年度において、初めてセンターを利用する者
  ※提出先は安全管理課
利用変更届出書(様式第3号)(word)
利用内容に変更が生じた者
(変更の内容は、利用者情報、持込試料等、装置・器具等に関することに限ります。)
誓約書(様式第4号の1)(word) 利用責任者(全利用者を代表して提出)
 
(5)提出方法
  E-mail、FAX、郵送又は持参による。

(6)提出先
  E-mail :aichisr@astf.or.jp
  FAX:0561-21-1652
  郵送、持参:〒489-0965
  愛知県瀬戸市南山口町250番3「知の拠点あいち」内
  あいちシンクロトロン光センター ビームライン課 産業利用コーディネータあて

5.その他 

(1)個人情報の取り扱いについて
公益財団法人科学技術交流財団あいちシンクロトロン光センター秘密保持方針に基づき、お預かりした個人情報は、本申込に係る手続き、あいちシンクロトロン光センターの利用促進のために実施する各種事業及びその情報提供にのみ使用し、他の目的には使用しません。
秘密保持方針についてはこちらをご覧ください。
 
(2)成果の公開のお願い
  「一般利用」及び「中小企業利用」の場合は、成果の公開は必ずしも必要としませんが、利用者の方々のご了解
  を前提として、成果の公開をお願いする場合があります。
  公開する成果は、事例集等に掲載し、新規利用者の拡大のために活用させていただきます。公開時期、公開する
  範囲等については、利用者の方々とご相談の上、決定させていただきます。
 
(3)成果報告書の提出
  「公共等利用」の区分でご利用いただく場合、利用終了後50日以内に成果報告書(様式第7号)(word)を提出して
  いただく必要があります。
  成果報告書とは、利用で得られた成果を、図表等を用いてレポート(A4用紙4枚程度)として取りまとめたもので、
  活用事例として公開させていただきます。ただし、特許取得を意図しているなどの理由により公開の延期を希望する
  場合、当センターとの協議により、公開の範囲、公開の時期等を別に定めることができます。公開の猶予は最大2年
  間となります。
  (提出先は、riyou@astf.or.jp)
 
(4)成果発表の報告のお願い
  論文、受賞、プレスリリース、講演、寄稿などにより発表する場合は、当センターにおける活用又は成果であることの
  明記をお願いするとともに、別刷り、記事の写し、プレス発表資料等を利用受付事務局まで随時送付していただきま  すようお願いします。

  (謝辞の記載例)

(5)公開特許の報告のお願い
  当センターの利用に伴い発生した知的財産は、原則として利用者に帰属します。特許を出願し、公開特許公報に
  より特許が公開された場合、公開特許公報の写しを利用受付事務局まで随時送付していただきますようお願いします。
 
(6)自治体からの助成

 愛知県及び愛知県内の一部の市において、ビームラインの利用や研究開発等に対する助成事業を実施しております。詳細は、それぞれの担当部署へお問い合わせください。

 

  愛知県産業労働部産業科学技術課  

http://www.pref.aichi.jp/0000080633.html
  春日井市産業部企業活動支援課   
http://www.city.kasugai.lg.jp/kigyo/kenkyu/sangakukyodokenkyu.html
  刈谷市経済環境部商工課      
https://www.city.kariya.lg.jp/sangyo/chusyomukeyushi/kaihatsuhojo.html
  安城市産業振興部商工課      
http://www.city.anjo.aichi.jp/zigyo/syoko/ganbaru.html
  小牧市地域活性化営業部商工振興課 
http://www.city.komaki.aichi.jp/shoko/6235/011216.html
  大府市産業振興部商工労政課    
http://www.city.obu.aichi.jp/contents_detail.php?co=kak&frmId=8880 

6.問い合わせ先 

住所
〒489-0965
愛知県瀬戸市南山口町250番3 「知の拠点あいち」内
担当
あいちシンクロトロン光センター ビームライン課
産業利用コーディネータあて
TEL 0561-76-8330
E-mail aichisr@astf.or.jp