開催日:2014年01月15日 放射光と中性子の相補的利用セミナーinあいち

あいちシンクロトロン光センターの利用拡大に向けて

「放射光と中性子の相補的利用セミナーinあいち」を開催します

 現在、放射光(X線)や中性子ビームなどの量子ビームの産業利用が推進されており、量子ビームの活用により、新たな物質特性の解明や高機能性材料及び画期的な新製品の創成に繋がるものと期待されています。量子ビームの有効活用には、それぞれの特長を活かすことも重要ですが、相補的な利用を行うことで、より高度な物質構造解析や構造物の評価が可能となります。

 そこで「知の拠点あいち」において、企業や大学での利用者を対象とする「放射光と中性子の相補的利用セミナーinあいち」を開催し、放射光と中性子ビームのそれぞれの特性を活かした研究成果と相補的利用による活用方法を紹介します。参加費は無料です。多くの方々の参加をお待ちします。

  日 時  平成26年1月15日(水) 午後1時から午後5時50分まで

  場 所  知の拠点あいち「あいち産業科学技術総合センター」1階 講習会室(あいちSRの隣) アクセス

3 参加費  無料

4 定 員  100名程度

5 申込み  WEB申込み または、FAX・mail (PDF案内資料をご覧ください)

6 申込締切 平成26年1月10日(金)

7 プログラム

13:00~13:15 挨拶

13:15~13:35 あいちシンクロトロン光センターの概要と産業応用
         (公財)科学技術交流財団 あいちシンクロトロン光センター 産業利用コーディネータ 岡本 篤彦

13:35~13:55 J-PARCにおける中性子の産業利用
         茨城県企画部 技監 林 眞琴

13:55~14:25 X線回折による圧電体(1-x)(Na0.45K0.55)NbO3 + xCaTiO3の結晶構造解析
         (株)村田製作所 技術・事業開発本部 分析センタ 分析1課 主任 坪内 明

14:25~14:55 あいちSR硬X線XAFSビームラインBL5S1の概要と研究事例
         名古屋大学 シンクロトロン光研究センター 特任教授 田渕 雅夫

14:55~15:10 コーヒーブレーク

15:10~15:40 X線及び中性子小角散乱による溶液中の生体分子複合体の構造解析
         京都大学 原子炉実験所 教授 杉山 正明

15:40~16:10 中性子反射率法による薄膜構造の解析
         (株)豊田中央研究所 ナノ解析研究室 研究員 原田 雅史

16:10~16:40 高分子物質の静的・動的構造と物性との関わり解明のための量子ビーム利用法
         豊田工業大学大学院 工学研究科極限材料専攻 教授 田代 孝二

16:40~17:10 放射光と中性子を用いたイオン伝導体の研究
         (株)AGCセイミケミカル CSR室 品質保証グループ 課長 伊藤 孝憲

17:10      閉会挨拶    (一財)総合科学研究機構 東海事業センター長 藤井 保彦

17:20~17:50 あいちシンクロトロン光センター 施設見学(自由参加)

 

※申込みにご記入いただいた個人情報は、セミナー情報の提供等、当センターからの各種連絡のために利用させていただくことがあります。あらかじめご了承ください。