BL8S1とBL8S3の供用を開始します(随時の利用募集(第1期)を受け付けします)

新たに供用を開始するBL8S1とBL8S3の随時の利用募集(第1期)を下記のとおりを行います。


1 利用募集するビームライン
 (利用期間 5月8日~31日 但し、土日祝及びマシンスタディ日を除く。)

ビームライン名測定手法
BL8S1 X線反射率、薄膜表面回折
BL8S3 広角・小角散乱

 ※3月から供用を開始しております以下のビームラインについても、現在随時募集を受付中です。
  予約可能なシフトについては、お問い合わせ下さい。
  (利用期間 ~5月31日 但し、土日祝及びマシンスタディ日を除く)

ビームライン名測定手法
BL5S1 硬X線XAFS、蛍光X線分析
BL5S2 X線回折(粉末、薄膜)
BL6N1 軟X線XAFS、軟X線光電子分光

 ※上記5本のビームラインの他、BL7Uは、平成25年9月までに供用を開始する予定です。
 ※ ビームラインの詳細はこちらをご覧ください。

http://www.astf-kha.jp/synchrotron/userguide/gaiyou/

2 利用区分及び利用料金

(1)利用区分について

①一般利用
一般企業の利用を対象としており、利用者の所属、氏名、実験名、成果等、利用に係る一切の情報を非公開とすることができます。

②中小企業利用
中小企業の利用を対象としており、一般利用と同様に、利用者の所属、氏名、実験名、成果等、利用に係る一切の情報を非公開とすることができます。
なお、中小企業とは、中小企業基本法に定める中小企業者又は法人格を有する中小企業者の団体をいいます。ただし、大企業又はその役員から2分の1以上の出資を受けている企業は除きます。
※中小企業基本法に定める中小企業者の定義の詳細はこちらをご覧ください。

http://www.chusho.meti.go.jp/soshiki/teigi.html

③公共等利用
大学、公設試験研究所等の利用を対象としており、成果公開を前提とし、成果報告書の提出が必要となります。なお、大学、公設試験研究所等の方のご利用であっても、成果報告書を提出しない場合は、「一般利用」の扱いとなります。

④トライアル利用
一般企業や中小企業の初回利用を対象としており、同一企業の初回2シフトまでの利用につき、低額の利用料でご利用いただけます。
「一般利用」等と同様に、利用者の所属、氏名、実験名、成果等、利用に係る一切の情報を非公開とすることができます。

(2)利用料について

利用区分利用対象BL1本・1シフト(4時間)の利用料(税込)
  一般利用 一般企業 160,000円
  トライアル利用 80,000円
  中小企業利用 中小企業 80,000円
  トライアル利用 40,000円
公共等利用 大学・公設試等 80,000円

※センターの設立にご賛同いただいた企業・団体及びセンターの運営に支援をいただいている大学は、利用料を減額いたします。詳細は、センターにお問い合わせいただくようお願いします。
※上記の利用料は、ビームライン技術者による実験支援及び実験データの汎用性のあるファイルへの変換、参考資料(グラフ等)の添付を含む料金です。
※上記の利用料は、供用開始時からの当分の間適用する「普及PR料金」であり、供用開始後の利用状況や収支状況等を見極めた上で、しかるべきタイミングで見直しを行います。

3 利用募集の概要

(1)利用期間
平成25年5月8日(水)から平成25年5月31日(金)まで
※土、日、祝日及びマシンスタディ日(原則、月曜日)は除く。
※詳細は運転スケジュール(8S1・8S3)(PDF)をご覧ください。

(2)利用時間単位
利用時間単位は4時間で、「午前10時から午後2時まで」又は「午後2時30分から午後6時30分まで」の1日あたり2シフトを設けており、1シフトから利用が可能です。
なお、同日2シフトを連続して利用する場合、午後2時から午後2時30分までの間もご利用いただけます。(この間の利用料は必要ありません。)
※機器の調整や試料セットなどの実験の準備及び片付けは、シフト内で実施してください。

(3)利用日の決定及び通知について
利用日の調整が整い次第、利用日を決定し、通知します。空きシフトについては、お問い合わせください。

4 利用申込手続き

(1)利用相談
適切な実験の実施や手続きの円滑化のため、利用申込書の提出前に原則として事前の利用相談を行いますので、利用を希望する方は、後述の「6 お問い合わせ先」の産業利用コーディネータにご連絡ください。

※利用相談は随時受け付けており、無料でご利用いただけます。
また、中小企業向けの相談窓口を設けており、無料でご利用いただけます。

(2)利用申込書の提出
利用相談後、申込者兼利用責任者(実験日当日に来所され利用の責任者となる方)は、利用申込書(様式第1号)(word)を作成し、センターへ提出してください。

(3)利用要件
利用の決定にあたっては、以下の要件を審査します。
①実験の安全性が確保されていること。
②実験に係る技術的な実施可能性があること。
③公序良俗に反するものでないこと。

(4)その他の必要書類
利用申込書の他に以下の書類が必要となりますので、利用日の5日前(土日祝を除く。)までに、センター宛に提出してください。

提出書類提出対象者
・放射線従事者登録申請書兼放射線業務従事者承認書((放)様式第5)(word) ・各年度において、初めてセンターを利用する者
・利用変更届出書(様式第3号)(word) ・利用内容に変更が生じた者 
(変更の内容は、利用者情報、持込試料等、装置・器具等に関することに限ります。)
・誓約書(様式第4号)word) ・利用責任者(全利用者を代表して提出)

※放射線業務従事者の承認については、各年度の初回利用時には、当センターにおいて、放射線安全教育の受講(30分程度)が必要となります。(無料)

(5)提出方法
E-mail、FAX、郵送又は持参による。

(6)提出先
E-mail :aichisr@astf.or.jp
FAX:0561-21-1652
郵送、持参:〒489-0965
愛知県瀬戸市南山口町250番3「知の拠点あいち」内
あいちシンクロトロン光センター ビームライン課 産業利用コーディネータあて

5 その他

(1)成果の公開のお願い
「一般利用」及び「中小企業利用」の場合は、成果の公開は必ずしも必要としませんが、利用者の方々のご了解を前提として、成果の公開をお願いする場合があります。
公開する成果は、事例集等に掲載し、新規利用者の拡大のために活用させていただきます。公開時期、公開する範囲等については、利用者の方々とご相談の上、決定させていただきます。

(2)成果報告書の提出
「公共等利用」の区分でご利用いただく場合、利用終了後50日以内に成果報告書(様式第7号)(word)を提出していただく必要があります。
成果報告書とは、利用で得られた成果の概要を、図表等を用いてレポート(A4用紙2枚程度)として取りまとめたもので、活用事例として公開させていただきます。

(3)成果発表の報告のお願い
論文、受賞、プレスリリース、講演、寄稿などにより発表する場合は、当センターにおける活用又は成果であることの明記をお願いするとともに、別刷り、記事の写し、プレス発表資料等を4(6)まで随時送付していただきますようお願いします。

(4)公開特許の報告のお願い
当センターの利用に伴い発生した知的財産は、原則として利用者に帰属します。特許を出願し、公開特許公報により特許が公開された場合、公開特許公報の写しを4(6)まで随時送付していただきますようお願いします。

6 問い合わせ先

住所 〒489-0965
愛知県瀬戸市南山口町250番3「知の拠点あいち」内
担当 あいちシンクロトロン光センター ビームライン課 産業利用コーディネータあて
TEL 0561-76-8330
E-mail aichisr@astf.or.jp