2024年度 シンクロトロン光利用者研究会【実地研修】
研究会 開催期間:2024年5月~2025年3月【今年度分は終了しました。】
シンクロトロン光利用者研究会 実地研修
シンクロトロン光利用者研究会では、あいちシンクロトロン光センター(AichiSR)の共用ビームラインで実地研修を実施します。シンクロトロン光の利用を計画されている企業の方、シンクロトロン光に関心のある方は是非お申し込みください。
実地研修はあいち産業科学技術総合センターが公共等利用の利用区分で利用シフトを確保し、皆さまの実習に供するものです。そのため、実習後成果の公開が必要となります。成果の公開とは、実地研修終了後、50日以内に成果報告書(様式4の1)を提出頂くことをさしています。
概要
募集するビームライン:全共用BL
BL1N2,BL2S1,BL5S1,BL5S2,BL6N1,BL7U,BL8S1,BL8S2,BL8S3,BL11S2
実施時期:2024年 5月~2025年3月まで 各グループ個別で実施します。
【今年度分は終了しました。】
参加費:無料
主催 :あいち産業科学技術総合センター
共催 :あいちシンクロトロン光センター
参加条件
AichiSRでの実験を予定されている方(未実施の方優先)
※重要:AichiSRの2024年度 放射線業務従事者登録が必要です。
従事者登録申請書のダウンロードは こちら
学生の方のみでの参加はできません。
実施内容
・区分1 : シンクロトロン光利用実験の未経験者
・区分2 : AichiSRで新規に利用を考えている方(異なるビームラインは新規とする)
・区分3 : あいち産業科学技術総合センターが新規企業利用につながると認める利用(公設試等)
WEB申込み の際に、上記区分、相談内容、測定条件・サンプルについて記入してください。
エントリー後、担当者とメール等で打合せをおこないます。
※実験計画、試料の準備、データの処理、解析について、あいち産科技センターのスタッフ、あいちシンクロトロン光センターのビームラインスタッフ、およびコーディネータが支援します。
実施後、成果報告書(様式4の1)の提出が必要になります。 様式4-1
ビームラインの仕様や手続きについては、ビームライン概要 および 利用について を参考にしてください。
BL1N2 :軟X線XAFS・光電子分光 Ⅱビームライン
実験条件 |
エネルギー:150~2000eV 任意
XANES測定
室温,真空チャンバ
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BL5S1 :硬X線XAFS Ⅰビームライン
実験条件
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エネルギー:5~22keV 任意
XANES測定, EXAFS測定
室温 透過法・蛍光法
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BL11S2 :硬X線XAFS Ⅱビームライン
実験条件
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エネルギー:5~26 keV 任意
XANES測定, EXAFS測定
室温 透過法・蛍光法
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BL6N1 :軟X線XAFS・光電子分光 Ⅰビームライン
実験条件
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エネルギー:1.75~6keV 任意
XANES測定 高電子分光測定
室温、大気圧中(Heチャンバー)
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BL7U :真空紫外・軟X線分光ビームライン
実験条件
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エネルギー:30~1000eV 任意
XANES測定,光電子分光測定
超高真空中
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BL5S2 :粉末X線回折ビームライン
実験条件
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エネルギー:8~20keV 任意
粉末X線回折測定(キャピラリーサンプル)
検出器:PILATUS100K(4連装)
室温、大気中
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BL8S1 :薄膜X線回折ビームライン
実験条件
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波長:0.13nm 0.09nm 0.05nm
検出器:PILATUS100K,シンチレーションカウンタ
薄膜・表面X線回折・散乱測定,X線反射率測定,
粉末X線回折測定(平板ホルダー),応力測定室温、大気中
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BL8S2 :X線トポグラフィ・X線CT ビームライン
実験条件 |
エネルギー:7~24 keV 任意,白色光の利用
X線トポグラフィ,照射実験,X線CT
X線CMOSカメラ,フラットパネルセンサ
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BL8S3 :広角・小角散乱ビームライン
実験条件
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波長:0.15nm 0.092nm
カメラ長:20cm,45cm,1.1m,2.2m,4m,6.4m
広角・小角X線散乱測定
検出器:PILATUS 2M
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BL2S1(名古屋大学) :単結晶X線回折ビームライン
実験条件
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波長:1.12Å 0.72Å
検出器:PILATUS1M
単結晶X線回折測定
大気圧
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締め切り
定員に達し次第受付を終了します。【2024年9月26日をもって定員に達しました。】
お申込み
●個人情報の取り扱いについて
記載頂いた連絡先については、当センターが利用促進のために実施する各種事業のご案内の他、利用者のご意見・ご要望を伺うアンケート調査に使用する場合があります。